医療班

聴覚や言語に障害があり、身体障害者手帳の交付を受けている人々は全国で約35万。
広島市内に限っても、約3000人の人々が暮らしています。
最近はテレビに字幕がついたり、手話講座の番組が放映されたりして手話が社会に認知されてきているように見えますが、聴覚障害に対する理解はまだまだ充分とはいえません。
なかでも病院におけるコミュニケーション不足は、生命に直接かかわってくるだけに特に重要な問題です。
この講習会では、手話初心者を対象に医療班とろう講師による生きた手話を学習に組み入れ、手話技術のみならず聴覚障がい者が直面している問題などにも触れ、病院現場における聴覚障がい者への理解を進めるとともに充実を目指しています。
聴覚障害の有無に関係なく、誰でも安心して医療サービスを受けることができるように、ご一緒に手話を学んでみませんか。