手話（しゅわ）は　目で見ることばです。

聞こえない人(ろう者)たちがふだんのくらしの中で生みだしてきたことばです。

私たちが学んでいる日本の手話は、日本の文化の中で日本の聞こえない人たちとともに育ってきたことばです。私たち聞こえる人のことばが、その国や地域で異なるように、手話も各国で異なります。

聞こえない人たちの社会がまだまだ小さかった頃、手話はその地域ごとに異なっていました。広島には広島の　沖縄には沖縄の　東京には東京の手話がありました。 （広島県の中でも小さな島には小さな島独自の手話があった研究もあります。） そして聞こえない人たちの社会が大きくなる中で全国的に共通な手話が広がってきました。

今、日本の手話は聞こえない人たちの暮らしの深まりと聞こえる人たちとの交流の中でさらに新しい発展をとげています。