2015年6月24日(水) 18時半~20時半
手話センターひろしま(チサンマンション広島508号室)
自主学習会
日時:2015年5月17日(日) 10時~12時
会場:手話センターひろしま
自主学習会は、2002年に手話通訳者養成講座基礎課程を修了した会員がもっと勉強をしたいと始めた学習会です。
学習会は、毎月一回、土曜または日曜日(10~12時)に開催しています。(開催日は、毎月通信でお知らせしています)
学習内容は、基礎課程の例文、通訳士試験の聞き取り試験問題などの長文は一節ずつ時間をかけて手話への翻訳方法を学習しています。参加者が自分で考え工夫して表現をしあいます。ひとつの文章でもいろんな表現があり、お互いにアドバイスをしあいながら繰り返し表現していると2時間が過ぎてしまうこともあります。また、新聞への投稿(声の欄)や、他支部の会報の記事を要約して自分の言葉で伝える練習もしています。
名前のとおり「自主学習会」です。みんなで一緒に意見を出し合い学習しています。半分ぐらい雑談で終わることもありますが、いろいろな人の話が聞けますよ。
てづくり会
日時:2015年5月21日(木)10時~12時
会場:手話センターひろしま
参加費:500円
日時:2015年3月22日(日)10時~12時
会場:手話センターひろしま
広島県地域生活定着支援センター講演会
日時:2015年3月14日(土)13時~16時20分
会場:広島県立美術館地下講堂
やりなおせる社会お知らせ(表)
やりなおせる社会お知らせ(裏)
年の初めに
理事長 仲川 文江
明けましておめでとうございます。
年末年始、殊に冷えた日々でしたが 皆様健やかに、新年を迎えられたこととお喜び申し上げます。
『私たち抜きで、私たちのこと決めないで』と、障害者権利条約から障害者を取り巻く情勢が大きく変わってきました。手話言語法制度も全国自治体で100%採択されるかのような勢いです。
『手真似』の時代から『手話は言語』を経験している私としては、まさに隔世の感があります。
と言っても、全く平等、差別も不便さも解消かというとそれにはまだまだほど遠いものがあります。『暮らしにくさ』は否定できません。
暮らしにくい世の中の一つ一つの解決に向けて真摯に取り組む小さな一歩がやがて大きな前進になるのではないでしょうか。身の回りに目を凝らしてみると何か気付きがあるかもしれません。
被爆70周年の今年は最近になって急にあわただしさを感じます。被爆者団体マスコミ、行政、支援団体等様々な立場からの情報の発信が見られます。
私達広通研は、毎年7月に『平和と手話通訳を考える集い』をメインテーマに活動に取り組んできています。
70年という節目を迎えた今年、被爆ろう者の体験に改めて心を寄せたいと思います。
一発の原子爆弾がもたらした悲惨極まりない八月六日を聴覚障害のある者としてどう生きのびたのか、そしてその後の70年を聴覚障がい者としてどう生きてきたのか、聴覚に障害のある被爆者という二重のハンディを負いながらたくましく生きた人生に焦点を当てて、思い切った企画を立てました。
舞台公演『残夏(ざんか)』
サイン アート プロジェクト.アジアンの大橋ひろえさん主演で、脚本家(米内山陽子)をはじめスタッフもキャストも皆様プロとして活躍されている方々によるお芝居です。
広島市ろうあ協会との共催事業で、
7月18日(土)、東区民文化センターホールにて上演されます
詳細は逐次お知らせします。
準備委員会も今月からは実行委員会に進展させて大きく動き始めます。
公演の成功に向けて全精力を集中して取り組みますので、みなさん、御協力下さいますようよろしくお願いします。
中国ブロック(鳥取・島根・山口・岡山・広島…中国5県合同)研修会
日時:2015年2月1日(日) 10時~15時
会場:岡山市 きらめきプラザ
内容:(1)聴覚障害者関連の法・制度の理解を広めよう(仮)
講師:全通研岡山支部 事務局長 川手秀己さん
(2)鳥取県手話言語条例の取り組み(仮)
講師:全通研本部 監 事 国広生久代さん
体を知ろう ~消化器③~
日時:2015年2月8日(日)13時30分~15時30分
会場:手話センターひろしま
参加費 : 会員無料 当日入会できます
体を知ろう「消化器」シリーズも3回目をむかえました。
よりよい通訳のために皆で一緒に学びませんか。
今回で、消化器の学習は終了します
参加をお待ちしています。
※前回の資料をお持ちの方は、持参してください。
準備の都合ありますので、必ず申し込みをお願いします。
TEL 082-568-6770 FAX 082-568-6771 お名前、連絡先をお知らせください。
次回は未定です。 時間は10時~12時です。
会場:手話センターひろしま
会員対象学習会
短い文章を想像の翼を広げて学習します。
例えば、7月の自主学習会は・・・
7月の自主学習会 通信8月号より 一部抜粋
来ている人に「何か例文なぁい?」と聞くとBさんがこんな例文があったなぁと2つ提供していただきました。
1つめ「薬は毒にもなります。」
参加者の表現から気を付けないといけなさそうなのは、
・「にも」のニュアンスをどう表現するか。
/薬/毒/なる/では、「にも」は伝わりません
「薬は病気を治すもの。良い物。」という前提があれば
/薬//毒/時/ある/で通じます。
前提がなければ、自分で前提を作る・・・つまり、例文の中に比較を入れたら良いですね
例えば /薬/良い/だけ/違う(否定)/毒/時/ある/
それから、「なります」の「なる」を、/変わる/を使っていた人がいました。薬が体の中で毒に変わるときもありますが、/ある/の方がしっくりいく気がします。何でかな?
それから、「毒」よだれを流す/毒/もありますが、他にもいろいろと言い換えができそうですね。
2つめは「42.195kmをやっと完走しました。」
この例文は、そんなに難しく考えなくて、/フル(指文字)/走る/成功/やっと/でも良いですし、/マラソン/走る/着く/やっと/と表現された人もいました。42.195キロなんて表現しなくても意味は通じます。実は「普通の会話で“42.195km”なんて言わない」というのが大勢でした。
でも、ここが自主学習会。
普通の会話では、「フルマラソン、やっと完走したよ」「フルマラソンに出たよ。途中でくじけそうになったけど何とか完走したよ」…42.195キロなんて言いませんよね。
じゃどんな時に、わざわざ距離を言うのでしょうか。
例えば、「この前フルマラソンに出たときは、35キロでくじけたけど今回は42.195キロ完走したよ」と、「長い距離を走った」「大変だった」という気持ちを伝えたい時には、42.195キロと数字を言って強調するようです。この例文も42.195キロを/フルマラソン/、/最後まで走る/と言う手話で置き換えることもできそうですが、話し手の長い距離を走ったと言う思いを伝えるには、少し強調して/42.195キロ/と表現する良いかもしれません。
あーだ、こーだと、わいわいやっているうちに雨はやんで、空もずいぶんと明るくなりました。心もなんだかすっきりです。やっぱりみんなで一緒に勉強するのは良いですね。